体の中で作り出される抗酸化物質とその役割
私たちが、普段何気なく空気を吸ったり、脂肪を燃焼する等のエネルギー活動を繰り返すと、副産物として、細胞にダメージを与える酸化物質が作り出されます。
この酸化物は、細胞を攻撃してしまうのですが、それを防ぐ為に、栄養として摂り入れた抗酸化物質、または、私たちの体の中で作り出される抗酸化物質の働きにより、細胞は、健康の状態を維持することができます。
そこで、体内で作り出される抗酸化物質と、その主な役割などについて、わかりやすくまとめておきました。
ヒトの体が作り出す抗酸化物質一覧
コエンザイムQ10
生きているすべての細胞に存在する抗酸化物質で、体のエネルギーを生み出すのに必要不可欠な存在。加齢に伴って、年々減少するのですが、その減少割合と病気の発症率が関係していると言われていることからも、健康な体おいしいする為には、欠かせない抗酸化物質です。
メラトニン
脳の松果体という組織から分泌されるホルモンの一つで、私たちの眠りとの関係が深く、睡眠と覚せいのサイクルを整える働きのある成分です。また、あらゆる細胞の中に入ることが出来る抗酸化物質としても知られていて、ビタミンEと作業を分け合って抗酸化をしています。
メラトニンは、睡眠導入剤等で使用されているのがメインですが、がん治療においても効果的であると言われる程悪性腫瘍等から、細胞守る働きも強いようです。
カタラーゼ
過酸化水素を水と酸素に分解する為に必要な酵素なのですが、過酸化水素はそのままほうっておくと、イオンと結合して活性酸素になってしまうので、未然に防ぐ為に、必要な抗酸化物質です。細胞の老化、がん化を防ぐ働きがあります。
グルタチオン
グルタチオンとは、グリシン、グルタミン酸、システインの3種類のアミノ酸で構成されている成分で、強い抗酸化力があり、「最強の抗酸化物質」とまで言われてきた程です。更に、ビタミンCやビタミンEの再利用の促進をする働きもあるので、抗酸化物質を助ける抗酸化物質であるとも言えます。
この他にも、抗ウィルス作用などがあり、インフルエンザの働きを鎮める作用もあるようです。
SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)
SODとは、強力な抗酸化物質として働く酵素の事で、細胞をよみがえらせたり、壊れる細胞の割合を減らす働きがあります。特に、皮膚にとって重要な抗酸化物質として、その役割を担っています。他には、亜鉛、銅、マンガン等のミネラルが、体内で効率よく働く助けをしている酵素でもあります。
