飛蚊症の原因の一つである酸化を引きこすフリーラジカル
飛蚊症には、色々な発症の仕方が存在します。
網膜が関係しているもの。硝子体そのものの状態が関係しているもの。その両方が関係しているものなど、原因がひとつではないので、中々原因の具体的な追究が難しいものです。ですが、誰でも発症する可能性のある飛蚊症の場合は、硝子体が酸化する事が関係しています。
この原因がフリーラジカルです。
フリーラジカルとは、活性酸素や発がん性物質などの制御を失った酸化剤の事です。このフリーラジカルは、人が一度呼吸をする度に生み出されたり、代謝を行う時の副産物として発生するものですが、年齢が若いうちは、体で作られる抗酸化物質のサポートにより、フリーラジカルから細胞を守ることができます。
ですが、年齢を重ねて、抗酸化物質の供給が間に合わなくなると、フリーラジカルが細胞を攻撃し始めるのです。そうすると、その影響は眼に起こり、硝子体の主成分であるヒアルロン酸やコラーゲンを破壊して酸化したり、網膜の出血を引きこす事で出血を引きこす場合もあるのです。
こうして、フリーラジカルの影響で、飛蚊症が発症してしまうという事です。このように、特に何か原因となるものがなく加齢とともに自然と起こる可能性のある飛蚊症なので、生理的飛蚊症とも言われます。
フリーラジカルをやっつけるには?
加齢により飛蚊症が酷くなりますが、これは、飛蚊症に留まったことではなく、フリーラジカルの影響で体のあちこちがダメージを受けている場合が多いので、体のケアも考えてフリーラジカルをやっつけるようにしなくてはなりません。
この時、体をサポートするのが抗酸化物質です。
抗酸化物質には、ファイトケミカル(植物などに含まれる抗酸化物質)が主流ですが、植物の持つ色素などは、太陽の紫外線から自分達を守るために強い抗酸化力が身についています。このような抗酸化物質を、体で生産できなくなった分を、食べ物やサプリメントで積極的に補うことで症状を改善するのです。
抗酸化物質が、フリーラジカルの攻撃を防いでくれれば、その間に、細胞のもつ自己修復機能で、再び正常に戻すことが可能となります。その為にも、抗酸化物質を多く含む食材を摂取しましょう。
抗酸化力のある成分は植物に多い
眼に良い効果をもたらす事でも知られている食材では、北欧産のビルベリーを配合したサプリメントなどが効果的です。ビルベリーには、アントシアニンという青紫~黒の色素成分が含まれていて、これが、高い抗酸化力を持っています。
このアントシアニンには、抗酸化だけではなく、網膜の組織を正常に保つ働きなどがあるので、眼の健康をトータル的にサポートしてくれる成分として注目を集めています。
アントシアニンを多く含むサプリメント
ですが、この他にも、日ごろからビタミンCの摂取は心がけたいところです。
ビタミンCにも抗酸化力があるのですが、他にも、たんぱく質(コラーゲン)を合成する働きがあるので、肌を健康にしたり血管を強くする働きがあります。
しかも、コラーゲンは、硝子体の外側を丸いネット状に覆っている成分でもあるので、関係性の高い成分という事からも、コラーゲンとビタミンCの摂取も意識した方が良いと思います。
他にも、基本的にはビタミン全般は、抗酸化力の高い栄養として知られていますので、果物や野菜を多く摂取するという食生活は体の細胞を守るためにも欠かせないという事です。
フリーラジカルをやっつけるためにも、抗酸化力の高い栄養素を含む食材やサプリメントの摂取は、継続して行うようにしましょう。
