どうやって飛蚊症が引き起こされるのか
ここでは、いくつかの症例を元に、飛蚊症が引き起こされる原因について解説しています。それぞれ、年齢によってもどういったことがきっかけとなっているかは異なりますので、その当たりも踏まえながら、参考にしていただければと思います。
紫外線や活性酸素の影響
生活と密接に関わっているのが、紫外線や活性酸素。紫外線の可視光線は、目に影響を与えるものとそうでないものがありますが、網膜を刺激するものがあります。この時、網膜を保護するのが、黄班部に多く含まれているルテインという抗酸化物質。
このルテインが不足すると網膜が酸化してしまい、一部の機能が失われる可能性もあり、飛蚊症と同様の症状を引き起こす事があります。
また、一酸化炭素などの活性酸素は、私たちが生活する上で関わりのある活性酸素の一つ。排気ガスやタバコの煙など身近な所にも多く存在します。こういった事から、ルテインをはじめとする抗酸化に優れた栄養素は、首都圏ほど意識して摂取する必要があるとも言われているのです。
硝子体の縮小によって引き起こされるもの
硝子体は、コラーゲンとヒアルロン酸、そして水分で構成されています。ヒアルロン酸は、ゲル状の組織にとって必要度合いも高く、コラーゲンは、その構造を支える為に必要です。
特に、皮膚や軟骨などに多く含まれている他、硝子体の主成分としても必要なのです。このコラーゲンやヒアルロン酸は、年齢とともに減少してしまいます。この時、あまりにも少なくなってしまうと、水分が抜けて硝子体収縮という現象が起こります。
硝子体は、硝子体膜に包まれているのですが、この膜と網膜が癒着してしまうと、硝子体の収縮に網膜が引っ張られる事での網膜はく離を発症する事もあります。このように、硝子体の成分が何らかの影響で不足してしまうことによっても、飛蚊症は発症するのです。
また、この現象を硝子体剥離と言います。このように、栄養不足と硝子体剥離、そして、網膜に傷が付くことで、飛蚊症を発症するというケースもあるのです。
